松任谷由実『ルージュの伝言』歌詞の真実|浮気制裁とジブリ起用の裏側

松任谷由実『ルージュの伝言』歌詞の真実|浮気制裁とジブリ起用の裏側の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

1989年に公開され、興行収入43億円を超える大ヒットを記録したスタジオジブリ映画『魔女の宅急便』。主人公の13歳の魔女キキが、黒猫のジジを連れてホウキで夜空へ飛び立つ印象的な旅立ちのシーンで、ラジオのスイッチを入れると流れてくるのが『ルージュの伝言』です。

当時、映画のために書き下ろされた新曲ではなく、14年も前の1975年に発表された既存曲が選ばれた背景には、宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーの緻密な意図がありました。制作陣は、現代を生きる思春期の少女が抱く「都会への漠然とした憧れ」や「少し背伸びをして大人びた気分を味わいたい心情」を音楽で表現したいと考えていました。

当時、キキのような年頃の少女たちがカセットテープでおしゃれなポップスを聴きながら街へ出る感覚を投影するにあたり、荒井由実が持つ都会的で洗練された空気感が合致したのです。エンディングテーマの『やさしさに包まれたなら』とあわせ、ユーミンの楽曲は映画の持つ普遍的な成長物語を鮮やかに彩る決定打となりました。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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