国民審査とは?×の書き方や過去の罷免率と判断基準を徹底解説
国民審査とは?×の書き方や過去の罷免率と判断基準を徹底解説について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
インターネット上の言説や掲示板では、国民審査に関して誤った情報が拡散されることがあります。トラブルや意図しない無効票を防ぐため、代表的な誤解を解消しておきましょう。
誤解①:「何も書かないと無効票になり、意思表示にならない」
前述の通り、白紙は「信任(信任票)」として計算されます。「よく分からないから棄権したい」と考えて白紙で投じた場合でも、制度上は「全裁判官を信任した」扱いになります。棄権したい場合は、投票用紙の受け取りを拒否して返却する手続きが必要です。
誤解②:「弾劾裁判所と同じものである」
国民審査と裁判官弾劾裁判所は全く別の制度です。弾劾裁判所は国会議員によって構成され、著しい職務上の義務違反や非行(犯罪行為など)があった裁判官を罷免するための準司法的手続きです。一方、国民審査はそうした違法行為の有無にかかわらず、「国民の信任に値するか」という政治的・総合的な判断を主権者が下す制度です。