ワキ毛を抜くのは絶対Ng?黒ずみ・埋没毛の恐怖と正しい処理法を徹底解説
ワキ毛を抜くのは絶対Ng?黒ずみ・埋没毛の恐怖と正しい処理法を徹底解説について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。
ワキ毛の自己処理にまつわる都市伝説について、皮膚科学の知見をもとにファクトチェックを行います。
まず、「ワキ毛を抜くと濃くなる噂の真相」についてです。結論から言うと、遺伝的に決まっている毛の本数が増えたり、毛そのものの太さが直接的に太くなったりすることはありません。しかし、そう錯覚する医学的な理由は存在します。毛抜きを繰り返すことで毛包に慢性的な炎症が起きると、生体防御のために局所の血流が増加し、毛母細胞へ過剰に栄養が供給されて「一時的に太くコシのある毛が生えてくる」現象が起きます。また、毛根が変形して皮膚表面が鳥肌のようにボツボツと盛り上がる(毛孔性苔癬様変化)ことで、視覚的に毛が密集して濃く見えてしまうのです。
次に、「ワキガと脇毛を抜く影響」についてです。ワキガ(腋臭症)は、アポクリン汗腺から分泌される脂質やタンパク質を皮膚の常在菌が分解することで特有の臭いを発する体質であり、毛を抜くこと自体でアポクリン汗腺の数が増えることはありません。しかし、毛を抜く物理的刺激によってアポクリン汗腺の導管が刺激され、一時的に汗の分泌が促されたり、毛嚢炎によって皮膚の細菌叢バランスが崩れて雑菌が異常繁殖し、体臭が以前より強くなる二次的リスクは十分に確認されています。