【最新】高速道路の事故原因ランキング!速度超過ではない衝撃の1位とは

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「自分は運転中にスマホなど触らないから大丈夫だ」と考えるドライバーほど、高速道路特有の生体反応に足をすくわれます。漫然運転や居眠り運転は、単なる意志の弱さではなく、環境要因と人間の脳のメカニズムによって半ば強制的に引き起こされる現象です。

代表的なものが、神経生理学でも研究されている「高速道路催眠現象(ハイウェイ・ヒプノーシス)」です。一定速度で平坦かつ単調な直線を走り続けると、規則正しいエンジン音や単調な視覚刺激が繰り返され、脳の覚醒水準が著しく低下します。本人は目を開けて前を見ているつもりでも、脳内では情報処理が停止している「覚醒睡眠状態」に陥り、ブレーキを踏む判断が数秒間遅延してしまうのです。

時速100kmで走行する車両は、わずか1秒間で約28メートル進みます。ナビゲーションの画面を2秒間注視しただけで約56メートル、意識が4秒間ぼんやりしただけで110メートル以上もの距離を「完全な盲目状態」で疾走している計算になります。先行車がハザードを点灯させて減速していても、気付いた瞬間にはすでに制動不可能な距離まで迫っているのが、前方不注意の恐ろしさです。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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