乳がん術後に疲れが抜けない原因とは?だるさの正体と回復法を解説
乳がん術後に疲れが抜けない原因とは?だるさの正体と回復法を解説の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
「疲れているのだから、とにかくじっと寝ていなければならない」と考えがちですが、近年の腫瘍学やリハビリテーション医学の臨床試験では、過度な安静が筋力低下を招き、かえって疲労感を悪化させる悪循環(デコンディショニング)が指摘されています。
現在、国内外のがん治療ガイドラインにおいて推奨されているのが、乳がん術後の運動による疲労回復法です。息が上がりすぎない程度のウォーキングや軽いエアロバイク、術側の可動域を広げる腕のストレッチなどの有酸素運動は、血流を促進し、自律神経のバランスを整え、倦怠感を軽減させるエビデンスが確立されています。
始める際は、「1日10分の散歩」など極めて低いハードルからスタートし、体調に合わせて少しずつ時間を延ばしていくのがコツです。あわせて、深呼吸を取り入れたマインドフルネス瞑想や、ぬるめのお湯(38〜40度前後)での入浴、トリプトファンを含むバランスの良い食事を意識することで、睡眠の質を高め、疲労回復のスピードを後押しします。