契約書の製本テープは白か黒か?契印の位置と正しい貼り方・無効リスクを解説

契約書の製本テープは白か黒か?契印の位置と正しい貼り方・無効リスクを解説の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

実務で非常によく混同されるのが「契印(けいいん)」と「割印(わりいん)」の違いです。製本テープを使って書類をまとめる際に行うのは「契印」です。

  • 契印:1つの契約書が複数ページにわたる場合、その文書が一体のものであり、ページの抜き取りや差し替えが行われていないことを証明するために押す印鑑。
  • 割印:同じ契約書を2通(正本・副本など)作成した際、書類同士が同一内容・関連するものであることを証明するために、2枚の書類をまたいで押す印鑑。

製本テープを使用した場合、「裏表紙と製本テープの境目」に両当事者の印鑑(契約締結印と同じ印章)を押印します。テープと紙の両方に半分ずつ印影がかかるように押すことで、テープを剥がして改ざんすることを防ぎます。表表紙側にも押印する慣習を持つ企業もありますが、法的には裏面だけでも問題ありません。

なお、製本テープを使わずにホッチキス留めのみで製本しない場合、見開きになったすべてのページの綴じ目に当事者全員の契印を押さなければなりません。ページ数が多い契約書では膨大な押印作業が発生するため、製本テープを用いた袋とじが圧倒的に業務効率を高めます。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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