ビタミンサプリはいつ飲むべき?吸収率が変わる時間帯と効果的な飲み方
ビタミンサプリはいつ飲むべき?吸収率が変わる時間帯と効果的な飲み方とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
ビタミンを科学的に使いこなす第一歩は、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの体内動態の違いを把握することです。水溶性に属するビタミンB群やビタミンCは、血液などの体液に溶け込み、一定の血中濃度を超えると余剰分が数時間以内に尿中へと排泄されます。一度に大量摂取しても体内にストックできないため、血中濃度を常に一定以上に維持する工夫が求められます。
対照的に、ビタミンA、D、E、Kに代表される脂溶性ビタミンは、水にはほとんど溶けず、脂質と一緒に腸壁のリンパ管を経由して吸収されます。吸収された後は肝臓や脂肪組織に蓄積される性質を持ちます。臨床試験データによると、ビタミンDは脂質を含む食事とともに摂取することで、空腹時と比較して吸収率が約32%向上することがランダム化比較試験(RCT)で確認されています。油分を全く含まない軽食や水だけで脂溶性ビタミンを飲んでも、体内にほとんど取り込まれず便として素通りしてしまうリスクが高まります。