大人が吐いた後の飲み物は何が正解?直後Ngの理由と正しい補水手順
大人が吐いた後の飲み物は何が正解?直後Ngの理由と正しい補水手順について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。
Q1:吐いた直後に口の中が気持ち悪くて耐えられません。うがいだけでも問題ありませんか?
A1:うがい(含嗽)はむしろ積極的に行うべきです。胃酸が口腔内や喉に残っていると粘膜の炎症や歯の浸食を招きます。ただし、洗口した水を誤って飲み込まないよう細心の注意を払い、首を大きく反らさずに口をゆすいで吐き出してください。うがいの水は冷水またはぬるま湯が適しています。
Q2:ポカリスエットやアクエリアスしかありません。薄めずに少しずつ飲むのはダメですか?
A2:できる限り薄めて飲むことを強く推奨します。市販のスポーツ飲料は糖質濃度が高く(約6〜8%)、高浸透圧であるため、弱った胃粘膜を刺激して再嘔吐を誘発したり、小腸での水分引き込みによって水様便を悪化させたりします。水や白湯で1:1に割り、常温にして飲むことで、経口補水液に近い低浸透圧状態を作り出すことができます。
Q3:吐き気が完全に治まったら、食事はいつからどのように再開すべきですか?
A3:水分の少量摂取を2〜3時間続けて吐き気が出ないことを確認した上で、最後の嘔吐から半日〜1日程度経過してから食事を検討します。最初は重湯や具なしの味噌汁の上澄み、よく煮込んだおかゆ、すりおろしリンゴなど、脂肪分と食物繊維が極めて少ない流動食・軟消化食をスプーン数杯から試してください。固形物や油っこい食事は最低でも2〜3日は避け、胃粘膜の修復を待ちましょう。