簿記2級の連結会計で挫折する真相!捨て問説の罠と2026年最新攻略法

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資本連結をマスターした受験生の前に立ちはだかる第二の関門が、親会社・子会社間の取引を帳消しにする「成果連結」です。成果連結は、連結グループを一家族として見立てた場合、「財布の中でお金を右のポケットから左のポケットへ移しただけ」の行為を帳簿から削ぎ落とす作業を指します。

試験で確実に問われる成果連結の仕訳パターンは、実質的に次の3つに集約されます。

1. 内部取引高および債権債務の相殺消去

親会社が子会社へ商品を売り上げた場合、グループ全体で見れば外部への売上ではありません。売上高と売上原価を同額相殺し、売掛金と買掛金(または受取手形と支払手形)を両建てで消去します。この仕訳は足し引きの金額が完全に一致するため、配点箇所としては確実に拾うべきボーナスゾーンです。

2. 貸倒引当金の調整

グループ企業間の債権(売掛金など)が消去される以上、それに対して設定されていた貸倒引当金も存在してはならないものになります。個別帳簿で計上された貸倒引当金を取り崩し、貸倒引当金繰入額を戻し入れる処理を行います。

3. 棚卸資産に含まれる未実現利益の消去(ダウン・アップ)

最も受験生を悩ませるのが、グループ間で売買した商品が外部に売れ残り、期末在庫として残っている場合の利益消去です。ここでのポイントは、「親が子に売ったのか(ダウンストリーム)」、「子が親に売ったのか(アップストリーム)」の区別です。

ダウンストリームの場合、消去する利益は全額親会社の責任であるため、「売上原価 / 商品」の仕訳で完結します。一方、アップストリームの場合は子会社が利益を上乗せしているため、消去した利益の一部は非支配株主にも負担させなければなりません。そのため、「非支配株主持分 / 非支配株主に帰属する当期純損益」という按分仕訳が追加でワンセット発生します。この追加の1行を反射的に思い出せるかどうかが、合格ラインを突破する決定打となります。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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