ポロラルフローレンと何が違う?格付け序列とタグの見分け方を徹底解説
ポロラルフローレンと何が違う?格付け序列とタグの見分け方を徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。
ラルフローレンを語る上で避けて通れないのが、ディスカウントストアや量販店の靴下・アンダーウェアコーナーで見かける「ポロクラブ(POLO CLUB)」という存在です。ネット上でも「ポロクラブはラルフローレンの廉価版なのか?」という質問が後を絶ちません。
現場取材に基づき断言すると、「ビバリーヒルズポロクラブ(BHPC)」や「サンタバーバラポロ&ラケットクラブ(SBPRC)」などは、ラルフ ローレン社とは資本・提携関係が一切存在しない完全に別個の独立ブランドです。
なぜ同じような馬と騎手のマークが存在するのかといえば、「ポロ(Polo)」という名称およびポロ競技を行う騎手の意匠そのものは、古くから存在する馬術スポーツの一般名詞・一般的モチーフだからです。ラルフローレン社は過去に数多くの商標権侵害訴訟を世界各地で起こしてきましたが、意匠が明確に異なるものや、名前に地名(Beverly Hills等)を冠して登録された商標については別ブランドとして法的に共存が認められてきた経緯があります。
価格帯が数分の一から十分の一程度で手に入るため「安価なライセンス品」と勘違いして購入する消費者が後を絶ちませんが、ブランド価値やリセールバリューは全く異なります。格式あるトラッドスタイルを求めるのであれば、両者を混同しないリテラシーが不可欠です。
一方、本家ポロ ラルフ ローレンの象徴である「ポニーロゴ」は、1971年にウィメンズのカフスボタンに初めて採用され、翌1972年のポロシャツ登場によって不朽のアイコンとなりました。このロゴが表現しているのは、単なるスポーツのシンボルではありません。「アングロサクソン的な貴族階級の気品(ヘリテージ)」と「アメリカ的な自由と躍動感(スポーツマンシップ)」の調和です。2000年代中盤に登場した巨大な「ビッグポニー」はストリートカルチャーやB-BOY層をも巻き込み、世界中に社会現象を巻き起こしました。