景色が歪む神秘の現象!蜃気楼の出現条件と上位・下位の違いを解明
景色が歪む神秘の現象!蜃気楼の出現条件と上位・下位の違いを解明の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
ひとくちに大気の悪戯と言っても、そのあらわれ方には明確な違いが存在する。気象学的な分類における代表格が「上位蜃気楼」と「下位蜃気楼」だ。上位蜃気楼は、実際の風景の上に反転した像や引き伸ばされた像が持ち上がって見えるもので、上空に暖かい空気、海面近くに冷たい空気の「逆転層」が重なったときに現れる。背景の青空に船や対岸の町並みが浮遊する光景は、まさに圧巻の一言に尽きる。
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対して、下位蜃気楼は地表や海面が強く熱せられた場合に生じる。実際の景色よりも下側に倒げん像が現れるのが特徴で、夏の強い日差しを浴びたアスファルト上に水たまりが浮かんで見える「逃げ水」現象も、下位蜃気楼の身近な例だ。近づいても決して辿り着けない幻の水面は、誰もが幼い頃に遭遇したことのある最もポピュラーな大気のトリックと言える。