ゲリラとは何か?テロとの決定的な違いから現代用語の背景まで徹底解明
ゲリラとは何か?テロとの決定的な違いから現代用語の背景まで徹底解明とは一体何なのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。
ネット上の議論や一部の創作物では、「正規軍=正義」「ゲリラ=反乱分子・悪」という単純な二元論で語られがちです。しかし、歴史学や国際法の観点から見ると、これは大きな誤解です。
ナポレオン戦争時のスペイン市民や、第二次世界大戦でナチス占領下のフランスで戦った「レジスタンス」、母国の主権回復のために戦ったベトナムの民族解放戦線など、ゲリラ戦は大国の軍事的侵略から自国を守るための自衛手段として行われた歴史的経緯が多く存在します。
1977年に採択されたジュネーヴ諸条約の第一追加議定書では、植民地支配や外国軍の占領に抵抗する民族解放闘争を行う組織であっても、武器を公然と携行し交戦規則を守る限り、捕虜としての待遇(戦闘員資格)が認められる道が開かれました。ゲリラという戦術自体が直ちに国際法違反や犯罪となるわけではなく、誰がどのような大義と標的に向けて武力を行使したかによって法的な判断は分かれます。