ズートピア足跡アイスの転売真相!再現レシピとグッズ完全網羅
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劇中でジュディの目を欺き、見事な連携プレーで展開されたアイスビジネス。その実態は、緻密に計算された「小分け転売」と「副産物の二次マネタイズ」による複合的な利ざや稼ぎでした。ニックとフィニックが実行した一連の詐欺手口を分解すると、驚くほど無駄のない4段階のプロセスが浮かび上がります。
発端は、ゾウ専用のカフェ「ジャンボ・カフェ」での出来事です。フィニックを「ゾウになりきりたい幼い息子」に仕立て上げたニックは、店主のジェリー・ジャンボウ・ジュニアから入店を拒否された際、差別的な扱いを嘆く哀れな父親を演じました。そこに正義感あふれるジュディが介入。ジュディが衛生管理基準(素手でのスクープ作業)を盾に店主を説得し、代金の15ドルを自腹で立て替えて象用の巨大アイス「ジャンボポップ」をニックたちに買い与えます。
ここからがニックの本領発揮です。二人は手に入れたジャンボポップを即座に極寒の居住区「ツンドラ・タウン」へと持ち込みます。屋根の熱を利用してジャンボポップをドロドロに溶かし、雪の上に並べた足跡型のトレイ(肉球アイスモールド)へと流し込みました。ツンドラ・タウンの冷気で一瞬にして冷やし固められた大量のミニチュアアイスキャンディー、これこそが「パウシクル」です。
次に向かったのは、ビジネスマンのネズミやレミングたちが集まる超小型都市「リトル・ローデンシア」でした。退勤時間に合わせて「レミング・ブラザーズ銀行」の出口で待ち構えたニックは、オフィスから一斉に出てくるレミングたちに対し、1本2ドルでパウシクルを次々と販売。スーツを着たレミングたちが列をなし、同じペースでパウシクルを頬張るシーンは劇中でも非常にユーモラスに描かれています。
ニックの抜け目のなさはこれだけに留まりません。レミングたちが食べ終えて捨てたアイスの棒(木製スティック)をフィニックがくまなく回収。それをリトル・ローデンシア内の建設現場へ持ち込み、「本物の赤杉(レッドウッド)材」として1本12セントで現場監督に売却したのです。原材料の仕入れから廃棄物の再利用に至るまで、一切の隙がない完璧なキャッシュフローを構築していました。