母乳の保存方法と期間ルール!冷凍解凍やNgな温め方を専門家が解説
母乳の保存方法と期間ルール!冷凍解凍やNgな温め方を専門家が解説に挑戦したい方へ、迷わずに進められる 手順書をお届けします。
保存していた母乳を与えてよいか不安になったときは、視覚と嗅覚を使った母乳劣化見分け方を身につけておくと役立ちます。
まず理解しておきたいのは、「母乳が分離していること自体は異常ではない」という点です。搾乳後しばらく静置すると、比重の軽い脂肪分が上部に浮き、下部に水分が溜まって二層に分かれます。これは乳化剤を含まない天然の母乳ならではの自然現象であり、容器を円を描くように優しく揺すって全体が混ざり合えば品質に問題ありません(激しく振るとタンパク質構造が壊れるため注意してください)。
一方で、以下のような兆候が見られる場合は劣化している可能性が高いため、赤ちゃんへの授乳は中止して破棄しましょう。
- 明らかな異臭:酸っぱいにおい、腐敗臭、極端な薬品臭(※母乳中の脂肪分解酵素リパーゼの働きでわずかに石鹸のような匂いがすることがありますが、酸臭でなければ飲ませて問題ありません)。
- 混ざらない凝固:容器を静かに揺すってもダマが残り、ヨーグルト状やカッテージチーズ状に固まって溶けない。
- 異常な変色:酸化や細菌繁殖に伴い、明らかに不自然な色調へ濁っている。