金融資産5000万超の日常と生活実態|準富裕層が意外と質素な真相
金融資産5000万超の日常と生活実態|準富裕層が意外と質素な真相の総合ガイドをご紹介します。役立つ情報がチェックできます。
金融資産を5000万円まで積み上げた人たちが、なぜこれほどまでに質素な生活を好むのか。そこには行動経済学および心理学的な必然性が存在します。
1. 限界効用逓減の法則と「買えるからこそ買わない」心理
心理学における「選択の自由度」がキーポイントとなります。資産が少ないうちは「買えないから欲しい」という強い物欲が働きます。しかし、5000万円の流動資産を持つと、「ロレックスもエルメスも、買おうと思えば明日一括で買える」という状態になります。
この「いつでも買える」という万能感を手に入れた瞬間、所有欲や他者への誇示欲求は急速にしぼみます。高級品を手に入れて承認欲求を満たす必要がなくなり、結果として「着心地が良ければユニクロで十分」「移動手段なら型落ちのプリウスで何の問題もない」という境地に落ち着くのです。
2. 資産形成プロセスによる「価値観の恒久的な書き換え」
宝くじの当選者と異なり、自力で5000万円を築いた人は、毎月の収支管理や投資の複利効果を長年体感しています。10万円のブランドバッグを見たときに、「この10万円を年利5%で運用すれば15年後に20万円超になる」という機会費用(オポチュニティ・コスト)の計算が無意識に頭をよぎります。
浪費の快感よりも、複利で資産が育つ安心感のほうが圧倒的に快楽物質(ドーパミン)を分泌させる体質になっているため、無理に我慢しているわけではなく、自然体で質素な生活を楽しんでいます。