イチローはなぜ朝カレーを食べ続けたのか?伝説の真相と現在の姿
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メディアで大々的に報じられたことで「イチローは1年365日、引退までずっとカレーを食べ続けていた」と思い込んでいる人は少なくありません。しかし、本人へのインタビューや当時の取材記録を紐解くと、いくつかの事実が見えてきます。
まず、朝カレーの習慣が徹底されていたのは、シアトル・マリナーズ在籍時における本拠地(セーフコ・フィールド、現T-モバイル・パーク)での試合日です。メジャーリーグはスケジュールの約半分がアウェイへの遠征であり、ホテル暮らしとなる遠征先では弓子夫人の手料理を食べることは物理的に不可能でした。遠征先では現地のクラブハウスやレストランで別のメニューを口にしていました。
期間についても、メジャー挑戦初期から引退までの全期間ではありませんでした。朝カレーを継続していたのは主に2000年代初頭から中盤にかけての約7年間とされています。本人は後にテレビ番組などで「毎日カレーを食べていたのは本当だが、ずっとそればかりだったわけではない」と語っており、都市伝説のように広がったイメージと実際のルーティンには適度な現実のギャップが存在していました。