ファイヤーマンズキャリーのやり方とコツ|格闘技と救助搬送の極意
ファイヤーマンズキャリーのやり方とコツ|格闘技と救助搬送の極意に関心がある方へ、役立つ 手順書をご紹介します。
ファイヤーマンズキャリーは極めて実用的である反面、実践する環境や対象者の状態を誤ると大事故につながるリスクを孕んでいます。導入の可否は以下の基準で判断してください。
ファイヤーマンズキャリーの選択が推奨されるケース:
- 平坦または緩やかな傾斜地で、要救助者を単独で素早く10〜50メートル程度移動させる必要がある場合
- 担ぎ手自身に十分な下半身の筋力(スクワット等の基礎体力)があり、腰痛の既往症がない場合
- 要救助者に脊椎骨折や骨盤骨折などの重篤な外傷の疑いがない場合
使用を避けるべき・慎重になるべきケース:
- 要救助者が首や背骨に激痛を訴えている、あるいは高所転落・交通事故直後で頸椎損傷が疑われる場合(担ぐ動作で神経を損傷する恐れがあります)
- 狭小なトンネルや天井の低い閉鎖空間(頭上がつかえて直立歩行ができない場所)
- 担ぎ手と要救助者の体重差があまりに極端で、持ち上げた瞬間に担ぎ手の足腰が破綻する危険がある場合(この場合は毛布や担架を用いた引きずり搬送を選択してください)