足の付け根の痛みが続く原因とは?危険なサインと診療科・治し方

足の付け根の痛みが続く原因とは?危険なサインと診療科・治し方の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

足の付け根を手で触れた際、「ポコッとした柔らかいふくらみ」や「押すと痛むしこり」を確認した場合は、関節痛とは全く異なる疾患を疑わなければなりません。

代表的な疾患が鼠径ヘルニア(いわゆる脱腸)です。腹壁の筋肉や筋膜が弱くなり、腸などの腹腔内臓器が皮膚の下に飛び出してくる病態で、立ち上がったときや腹圧をかけたときに膨らみ、横になると引っ込むのが初期症状の特徴です。放置して腸が締め付けられる「嵌頓(かんとん)」状態に陥ると、腸閉塞や壊死を引き起こす恐れがあり、緊急手術が必要となります。

もう一つの可能性が、鼠径リンパ節の腫れです。足や陰部の傷口から細菌が侵入して炎症を起こすリンパ節炎のほか、ウイルス感染や自己免疫疾患、稀に悪性リンパ腫などの腫瘍性病変が隠れていることもあります。「しこりが硬く動かない」「日増しに大きくなる」といった兆候があれば、速やかな医療機関の受診が必須です。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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