5の書き順は横棒が最後?大人の8割が誤認する真実と小学校の指導実態
5の書き順は横棒が最後?大人の8割が誤認する真実と小学校の指導実態の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
「書き順を間違えたら、算数のテストで減点やバツにされるのか?」という疑問は、ネット上でも頻繁に議論を呼ぶ論点です。
教育現場の実務実態に照らし合わせると、学年やテストの種類によって対応が分かれます。小学校1年生の1学期に行われる「すうじのれんしゅう」の単元テストや確認プリントでは、筆順通りに運筆できているかが評価対象となる場合があり、明らかに逆順で書いている場合は指導の対象になります。しかし、通常の計算テストや2年生以降の単元評価において、仕上がった数字が判読可能であれば、筆順の違いのみを理由に減点・不正解とされるケースは原則としてありません。
また、多くの成人が誤った筆順を定着させてしまった最大の認知的要因として、漢字の「五」との心理的干渉が挙げられます。漢字の「五」は、第1画として上の横棒を引き、そこから左の縦線、折れ曲がり、最後に下の横棒を引くという「上から下へ」の規則で構成されています。日本人は漢字学習の過程で「上の横棒から書き始める」という身体感覚を強力に刷り込まれるため、アラビア数字の正しい筆順を頭から追い出し、無意識に漢字と同じアプローチを数字の5にも適用してしまうのです。