セブンスコードとは?楽曲が一瞬でおしゃれに化ける仕組みと実践技法
セブンスコードとは?楽曲が一瞬でおしゃれに化ける仕組みと実践技法についての真相を徹底解説します。
理論を頭で理解した後は、実際の演奏における運指と音の並べ方(ボイシング)へ落とし込む作業が不可欠です。ギターとピアノでは楽器の構造が異なるため、それぞれのアプローチを把握しておきましょう。
ギターコード押さえ方:オープンコードの変形とバレーコードの省略
ギターにおけるセブンスコードは、実は基本コードよりも指の数が減って押さえやすくなるケースが多々あります。
例えば、基本のCコード(5弦3F、4弦2F、2弦1F)から2弦1Fの指を離して開放弦(シの音)を鳴らすだけで、美しいCmaj7へと変化します。また、オープンコードのCから3弦の開放弦に小指で3フレット(シ♭の音)を足せば、力強いC7が完成します。
中級者以上がマスターすべきは、6弦や5弦をルートとするセーハ(バレーコード)のフォームです。Fコードのフォームから中指を抜いたり、小指の位置をずらすだけで各種セブンスへ瞬時にアクセスできます。ジャズやネオソウルを志向する場合は、6本の弦すべてを鳴らそうとせず、5弦や1弦を右手親指や左手の腹でミュートし、「ルート・3度・7度」の重要構成音だけを抽出して鳴らすシェルコードを身につけると、驚くほど軽やかでプロっぽい音像を作れます。
ピアノコード弾き方:左手ルート+右手ボイシングで音の濁りを回避
鍵盤楽器であるピアノは音を重ねやすいため、初心者はつい「右手だけでド・ミ・ソ・シ」と4つの音を密集させて弾いてしまいがちです。しかし、これでは中低音域で音が密集しすぎて抜けが悪くなり、おしゃれな響きが台無しになってしまいます。
美しい響きを作る鉄則は、「役割の分離」です。左手でベースラインとなる「ルート音(ド)」を低音域で単音で鳴らし、右手は中音域で「3度(ミ)と7度(シ)」を中心としたガイドトーンを押さえます。さらに音の広がりを持たせたい場合は、5度(ソ)をオクターブ上へ逃がしたり、9th(レ)などのテンションノートに置き換えるアプローチを取ると、現代のJ-POPやR&Bで聴かれる極上のコードバッキングが立ち現れます。