仕事中だけの猛烈な眠気は病気?ナルコレプシーとの違いと真相解明
仕事中だけの猛烈な眠気は病気?ナルコレプシーとの違いと真相解明について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。
Q1:職場の同僚や上司に「病気の可能性がある」と伝えるべきでしょうか?
A1:自己判断の段階で「ナルコレプシーかもしれません」と伝えるのは避けるべきです。単なる言い訳と捉えられ、かえって職場関係が悪化するリスクがあります。まずは専門外来を受診し、医師による診断書(「睡眠時無呼吸症候群による治療を要する」「適応反応による過眠状態」など)を取得した上で、人事部や産業医を交えて業務内容の配慮や仮眠スペースの確保を相談するのが最も安全かつ効果的です。
Q2:仕事中の眠気が酷い場合、市販の睡眠改善薬を夜に飲めば良くなりますか?
A2:市販の睡眠改善薬(ドリエルなど)の多くは抗ヒスタミン剤の副作用を利用したものであり、慢性的な過眠症状の解決には適していません。かえって翌朝まで成分が残り、日中の眠気を劇的に悪化させる原因になります。自己流の市販薬連用は控え、睡眠の「質」が低下している根本原因を医療機関で検査してください。
Q3:ナルコレプシーの診断がついた場合、今の仕事を続けられなくなりますか?
A3:職種によりますが、大半のデスクワークや一般的な事務職であれば、モダフィニルなどの適切な薬物治療と日中の短時間仮眠を組み合わせることで、健常時と変わらず働き続けることが可能です。ただし、旅客機のパイロット、長距離トラックや大型重機の運転手など、一瞬の居眠りが人命に関わる職業においては、就労制限や配置転換が必要となる場合があります。