咳が止まらない病気の正体は?長引く原因と危険なサインを徹底解説
咳が止まらない病気の正体は?長引く原因と危険なサインを徹底解説についての真相をご紹介します。
長引く空咳の臨床現場で最も高い頻度(約半数)を占めるのが「咳喘息(せきぜんそく)」です。典型的な気管支喘息に見られる「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難を伴わず、乾いた咳だけが唯一の症状として続くのが特徴です。
咳喘息の症状と見分け方として最大のポイントは、「夜間から早朝にかけて咳が激しくなる」「冷たい空気や煙煙、会話の刺激で発作的に誘発される」という点です。夜間に咳が止まらない原因は、就寝中の副交感神経の優位による気道の収縮や、体温低下、寝具のハウスダストなどが複合的に気道粘膜を刺激するためです。この病態に対して一般的な中枢性鎮咳薬(咳止め)をいくら飲んでも、気道の炎症そのものを抑えられないため効果が出ません。早期に吸入ステロイド薬を中心とした抗炎症治療へ切り替える必要があります。