雀は絶滅危惧種なのか?激減の真相と生息数半減の背景を追う【2026】

雀は絶滅危惧種なのか?激減の真相と生息数半減の背景を追う【2026】について詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

インターネット上で定期的に話題となる「スズメが絶滅危惧種に指定された」という言説について、事実関係を整理すると、国の環境省レッドリスト(鳥類)においてスズメ(学名:Passer montanus)は絶滅危惧種に指定されていません。絶滅の恐れがある種(CR・EN・VU)はおろか、近い将来に絶滅危惧への移行が危惧される「準絶滅危惧(NT)」にも、国レベルでは現時点でリストアップされていないのが公式な現状です。 それにもかかわらず、なぜ「絶滅危機」という噂がこれほどリアリティをもって拡散したのでしょうか。発端の一つには、イギリスをはじめとするヨーロッパ各国で、同属の近縁種であるイエスズメの個体数が激減し、英国のレッドリスト(Red List of Birds of Conservation Concern)で最重要保全種(レッド)に指定された国際ニュースとの混同があります。 さらに、日本国内でも地方自治体が独自に作成する地域版レッドデータブックにおいて、都市部を中心とする一部自治体で「要注目種」やそれに準ずる扱いとしてモニタリング対象に選定される事例が出始めたことが、噂の信憑性を補強する結果となりました。国としての指定こそないものの、現場の研究者や鳥類保護団体の間では「普通種が突如として急減する極めて深刻な事態」として強い警戒感が共有されています。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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