ワイン芸人の本気度を徹底検証!ソムリエ資格と推し銘柄の現在地

ワイン芸人の本気度を徹底検証!ソムリエ資格と推し銘柄の現在地の全体像を詳しく解説してご紹介します。

芸能界において「ワイン好き」を公言するタレントは少なくありませんが、公的機関や公認団体が認定する資格試験を自らの力で突破した人物となると、その顔ぶれは極めて絞られます。その筆頭として業界の内外から別格の敬意を集めているのが、お笑いコンビ・髭男爵のひぐち君です。

ひぐち君は2015年に一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A.)認定の「ワインエキスパート」に見事合格しました。ワインエキスパートは、ソムリエ資格と同等のテイスティング能力およびワイン概論・各国法規に関する膨大な暗記を求められる難関資格であり、毎年の合格率は概ね30%台前半を推移しています。飲食業での実務経験が必要なソムリエ試験とは異なり、愛好家向けに開かれた試験ではあるものの、試験問題の難易度はソムリエ呼称と全く同一の基準で出題されます。

「一発屋芸人と呼ばれ、仕事が激減した時期に相方の山田ルイ53世が執筆活動で評価される一方、自分には何も残っていないという焦燥感があった」と、ひぐち君は後の単独インタビューや各種メディアの取材で率直に述懐しています。相方がシルクハットにワイングラスを持つ貴族漫才でブレイクした皮肉な巡り合わせのなか、小道具だったファンタを本物のワインに変え、1日10時間以上の猛勉強と自腹でのテイスティング訓練を重ねた日々が、彼の現在の揺るぎない専門性を築き上げました。

さらに資格取得のみならず、芸能界随一のテイスティング能力を誇る芸人や、資格の枠を超えてワイン通として知られる芸人たちがメディアで発信を続けたことで、「ワイン芸人」というカテゴリーは単なるバラエティの記号から信頼に足るキュレーターへと昇華していきました。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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