にんにくの収穫時期と決定打!葉枯れサインと地域別の保存法を徹底解説
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畑全体を一斉に収穫する前に、必ず実施したいのがにんにくの試し掘りのやり方です。にんにくは日当たりや畝の排水性、土壌中の肥料の残り具合によって、同じ区画内でも個体差が生まれます。葉が6割ほど枯れてきた株の中から、標準的な太さのものを1〜2株だけ選んで実際に掘り起こしてみます。
試し掘りでチェックすべき項目は明確です。引き抜いた球を指で軽く握り、鱗片と鱗片の間のくびれ(溝)がしっかりと浮き出ているか、そして球の底面(根が生えている盤茎部)が平らに近く広がっているかを確認してください。全体が丸みを帯びて凹凸が浅い場合は、まだ肥大の途上です。数日から1週間ほど待つことで、さらにひと回り大きく太らせることができます。
そして、最も重要なにんにく掘り上げのタイミングにおける絶対条件が「天候」です。収穫作業は、晴天が2〜3日続いて畑の土がしっかりと乾燥している日に行わなければなりません。
雨の直後や土が湿っている状態で掘り起こすと、外皮に泥が付着して雑菌が繁殖しやすくなるばかりか、乾燥工程に移っても内部の水分が抜けず、高確率でカビが発生します。土壌水分が抜けきった乾いた土であれば、スコップを株から15〜20cmほど離れた位置に深く差し込み、テコの原理で土を軽く持ち上げるだけで、根を切らずにスルリと手で引き抜くことができます。引き抜く際に茎だけを力任せに引っ張ると、首元で千切れて傷口から病原菌が入り込む原因となるため、必ず下から土を持ち上げて球を支えるように収穫してください。