ボウリングボールの重さは体重の1割?スコア激変の真相と適正ポンド
ボウリングボールの重さは体重の1割?スコア激変の真相と適正ポンドに関する主要な事実を詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。
ボウリング場で最も有名な指標が「体重の10分の1(ポンド換算)」という目安です。例えば体重60kgの方なら約6kgに相当するため、ポンド換算して「13ポンド前後」を選ぶ計算になります。しかし、この数値を盲信してハウスボールを選んだ際、多くの投球者が激しい手首の痛みやスコアの伸び悩みに直面します。
現場のドリラーやボウリング場インストラクターへの聞き取り調査によると、この「体重の1割ルール」は本来、指穴が完全にフィットしたマイボールを持つことを前提とした米国の古い指導マニュアルが発祥です。誰の手にも入るよう穴が大きく、間隔(スパン)も広めに作られているハウスボールでは、ボールを落とさないために前腕筋と親指に過度な握力(ピンチ力)がかかります。その状態で13ポンドや14ポンドの球を無理に振れば、振り子の自然な軌道が破綻し、投球ラインが大きく乱れる結果にしかなりません。
逆に、「重いと投げにくいから」と7ポンドや8ポンドの極端に軽いボールを選んでしまうケースでも深刻な弊害が生じます。ボール自体の質量が足りないため、ピンにヒットした瞬間にボールが弾き返される「ピン負け(ディフレクション)」が発生し、ヘッドピンを捉えても両脇のピンが薙ぎ倒されず、スプリットや10番ピン残りが頻発します。アベレージが100〜130前後で頭打ちになっているボウラーの実に7割以上が、この「ハウスボールの重さとグリップの不一致」によってエネルギーをロスしています。