ウォッシャー液が出ない原因と修理費用|音の有無から見抜く対処法
ウォッシャー液が出ない原因と修理費用|音の有無から見抜く対処法に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
「ウォッシャー液が出ないくらいなら、ワイパーを動かさなければバレないのではないか」と考えるドライバーも散見されますが、これは道路運送車両の保安基準に明確に抵触します。
ウォッシャー液が出ないと車検不合格になる理由は、道路運送車両の保安基準第47条(窓ふき器等)において、「自動車の前面ガラスには、洗浄液を噴射できる洗浄装置を備え、かつ正常に作動しなければならない」と規定されているためです。継続検査(定期車検)の受検ラインでは、検査員がワイパーの払拭動作とともにウォッシャーの噴射テストを確実に実施します。
現場での検査判定基準は極めて厳格であり、単に「モーターが動いているか」ではなく、以下の条件を満たしていなければ即座に不合格判定(保留)が下されます。
- 運転席および助手席の主要視野ゾーンに液が届いていること:水圧が極端に低く、ワイパーの届かない下部にしか吹き出さない状態や、明後日の方向(車の屋根越えや側方)へ飛んでいる状態は不可。
- 十分な噴射量が確保されていること:霧状または直線状の噴射が途切れず、払拭面の汚れを即座に湿潤できること。
- リヤウォッシャーの扱い:装備されている車両の場合、保安基準の解釈基準に基づき、フロント同様に正常な噴射と払拭が求められます(ただし、一部の指定除外車両を除く)。
車検当日に現場で「液切れ」が発覚した場合はその場で補充すればクリアできますが、もしモーターの不動やノズルの物理破損であった場合、その日のうちに車検証の交付を受けることは不可能となります。再検査にかかる時間的・金銭的ロスを避けるためにも、事前点検は必須項目です。