寝る前筋トレは逆効果?睡眠の質と筋肉成長を両立させるプロの結論

寝る前筋トレは逆効果?睡眠の質と筋肉成長を両立させるプロの結論の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

「寝る前に体を追い込めば、寝ている間に筋肉が激しく合成されて効率的なのではないか」という疑問に対し、寝る前筋トレ 最新の科学的見解は極めて明確な境界線を引いています。結論から言えば、負荷の強さとタイミング次第で「絶大なボディメイク効果」にもなれば「著しい体調悪化を招く逆効果」にもなるのが真相です。

就寝前の筋トレ メリットとデメリットを整理すると、メリットとしては「1日の代謝を底上げした状態で就寝期に入れる」「日中のデスクワークで凝り固まった筋肉をほぐせる」といった点が挙げられます。しかし、これはあくまで心拍数や体温を跳ね上げない低〜中強度以下の運動に限った話です。

ダンベルを用いた高負荷トレーニングや限界まで回数をこなす自重トレを就寝直前に行うと、デメリットが一気に顕在化します。筋肉を限界まで追い込む行為は、脳と身体にとって「生命の危機に対応する緊急事態」と同義です。夜間、本来であれば急速に低下していくはずの深部体温(体内深部の温度)が0.5〜1.0度近く跳ね上がり、生体が休息モードへ切り替わるプロセスを物理的に遮断してしまいます。結果として入眠までの潜時(寝つくまでの時間)が伸び、夜中に何度も目が覚める中途覚醒を引き起こす要因となります。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest