ナメクジに潜む広東住血線虫の恐怖!感染経路と生死を分ける初期症状
ナメクジに潜む広東住血線虫の恐怖!感染経路と生死を分ける初期症状の全貌を詳しく解説してご紹介します。
広東住血線虫の終宿主はドブネズミやクマネズミなどの齧歯類(ネズミ)であり、成虫はネズミの肺動脈に寄生します。ネズミの糞とともに排出された第1期幼虫を、第1中間宿主である陸生・淡水性の貝類が摂取することで体内で感染力を持つ第3期幼虫へと発育します。
感染源として世界的に悪名高いのが、沖縄や小笠原諸島に定着している大型陸産巻貝「アフリカマイマイ」です。しかし、危険なのは特定の外来種だけではありません。日本全国の市街地や庭先に生息する一般的なチャコウラナメクジ、ウスカワマイマイ、ミスジマイマイなども極めて高確率で宿主となります。
さらに見落とせないのが「待機宿主」を経由した感染ルートです。幼虫を保有したナメクジなどを捕食したカエル(ウシガエル等)、トカゲ、淡水エビ、モクズガニ、陸生プラナリアなどを人間が生や加熱不十分な状態で口にすることで感染する事例も多発しています。また、家庭菜園や農地でナメクジが這った後の未洗浄生野菜(レタスやキャベツ等)に微小な幼虫や千切れた虫体が付着しており、それをサラダとして摂取してしまう間接的な感染も確認されています。