松山の居酒屋で絶対に外さない名店は?地元民が推す安くて旨い穴場決定版

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松山の居酒屋を訪れる誰もが注文する看板料理といえば鯛めしですが、ここには県外者が陥りがちな「重大な認識ギャップ」が存在します。愛媛の鯛めしには、歴史的に全く異なる二大潮流が存在することを理解していなければ、注文時に思い描いていた料理と違う皿が運ばれてくることになります。

1. 中予・松山風鯛めし:土鍋でふっくら炊き上げる出汁の芸術

松山を中心とする中予地方の伝統は、昆布出汁をベースに、一尾丸ごとの新鮮な真鯛を米とともに土鍋や羽釜で炊き込むスタイルです。鯛の骨から染み出す滋味深い旨味と、ほんのりお焦げの香ばしさが米一粒一粒に凝縮されます。注文から炊き上がりまでに30〜40分を要するため、最初のドリンク注文時に頼んでおくことが居酒屋における鉄則です。

2. 南予・宇和島風鯛めし:鮮烈な刺身を生卵と特製出汁タレで食す豪快飯

一方、南予・宇和島を発祥とする鯛めしは、炊き込みご飯ではありません。新鮮な鯛の薄切り刺身を、醤油・みりん・出汁・生卵・薬味を合わせた特製タレに漬け込み、熱々の白飯の上にタレごと豪快にかけて食す「究極の海鮮卵かけご飯」です。酒宴の締めにサラサラとかきこみたいなら、こちらの南予風を供する居酒屋を選ぶのが正解です。

松山郷土料理鯛めしを掲げる店舗の中には、両方のスタイルを用意しているハイブリッド型もあれば、土鍋の炊き込み一本に職人のプライドをかける名店もあります。来店前、自分がその夜どちらの鯛めしを欲しているのかを明確にし、店舗の看板メニューを確認しておくことが不可欠です。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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