ウィービングカラーとは?ハイライトとの違いや白髪ぼかしの真実を解剖
ウィービングカラーとは?ハイライトとの違いや白髪ぼかしの真実を解剖について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
ウィービング(weaving)の語源は、英語の「織る」「編み込む」という言葉に由来します。ヘアサロンの現場におけるウィービングカラーとは、薄くスライスした毛束に対して、テールコーム(柄の尖った櫛)の先端を上下にジグザグと動かし、数ミリ単位の微細な毛束を規則的にすくい取って薬剤を塗布する技術を指します。すくい取った毛束はアルミホイルで包んで周囲の髪から隔離し、ベースとなる地髪とは異なる明るさや色味へと染め上げていきます。
都内の老舗サロンで教育を担当するカラリストは、「ウィービングの真価は、一枚の板のように平面的になりがちなワンメイクカラーに対して、光の陰影(コントラスト)と毛流れの浮き立ちを自在に設計できる点にある」と明かします。髪をすくい取る幅を2〜3ミリの極細(ファインウィービング)に設定すれば、まるで自毛に自然な光が差し込んだかのような透け感が生まれ、逆にピッチを広げれば力強いスジ感を演出できます。
薬剤の組み合わせも多彩です。ベースカラーより明るいトーンを入れれば「ハイライト効果」が得られ、逆に暗いトーンを潜り込ませる「ローライト」を施せば、髪全体が引き締まり頭の形を美しく見せる骨格補正効果を発揮します。頭皮に薬剤を直接ベタ塗りしないため、頭皮への刺激が気になる敏感肌の人にとっても有力な選択肢となっています。