頭を触ると痛い原因は?後頭神経痛や帯状疱疹のサインと受診の目安

頭を触ると痛い原因は?後頭神経痛や帯状疱疹のサインと受診の目安について徹底解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

頭皮に触れて痛むケースの大半は良性の神経痛や皮膚炎ですが、中には一刻を争う生命危機や失明リスクをはらむ「二次性頭痛」が紛れ込んでいます。救急搬送あるいは即日精密検査を要する危険な頭痛の見分け方には、明確な臨床基準が存在します。

もっとも警戒すべきは、50歳以上の成人に突如として発症する「側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)」です。側頭部の浅側頭動脈に慢性肉芽腫性の炎症が生じる自己免疫疾患で、こめかみを触ると索状に硬くなった血管が触れ、触れるだけで強い痛みが走ります。この疾患を放置すると、炎症が眼動脈に波及して15〜20%の割合で不可逆的な失明を招く恐れがあります。「食事で顎を動かすと痛んで噛み続けられない(顎跛行)」「微熱や全身倦怠感がある」「視界が急にぼやける」といった症状が重なる場合は、即座に大病院の内科または脳神経外科を受診しなければなりません。

さらに、以下のいずれかに該当する場合は、迷わず脳神経外科受診目安を満たしていると判断してください。

・「バットで殴られたような」今までに経験のない突発的な激痛(くも膜下出血の疑い)
・手足のしびれ、脱力、ろれつが回らない、視野欠損を伴う場合(脳血管障害)
・38度以上の発熱と、首が前に曲がらない「項部硬直」を伴う場合(髄膜炎・脳炎)
・癌の既往歴がある患者に生じた新規の頭部痛(転移性脳腫瘍・頭蓋骨浸潤)

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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