一富士二鷹三茄子の続きとは?四番目以降の真相と家康が愛した吉夢
一富士二鷹三茄子の続きとは?四番目以降の真相と家康が愛した吉夢に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
この「一富士二鷹三茄子 四扇五煙草六座頭」が江戸の粋な文化として評価される最大の理由は、前半の3つと後半の3つが見事な対比関係(ペア)を成している点にあります。
それぞれの組み合わせを読み解くと、昔の人の卓越した構成美が浮かび上がります。
「一の富士」と「四の扇」は、どちらも裾に向かって広がる「末広がり」の形で共通しています。天下無二の山である富士山の威風堂々とした姿と、手元で開く扇が見事に対応しています。
「二の鷹」と「五の煙草」は、どちらも大空へと天高く舞い上がる「上昇気流」の象徴です。鋭い爪で獲物を掴み取る鷹の力強さと、紫煙が天にたなびく様が対をなしています。
「三の茄子」と「六の座頭」は、どちらも「毛がない(怪我がない)」という共通項で結ばれています。表面が滑らかで毛のない茄子と、頭を剃った座頭を掛け合わせたユーモアあふれる着想です。
単におめでたい品を無作為に並べたのではなく、形・動き・言葉遊びの3つの視点から美しく呼応させた、洗練された言葉遊びの傑作と言えます。