毎日5キロ走ると体型はどう変わる?痩せない噂の真相と継続の秘訣

毎日5キロ走ると体型はどう変わる?痩せない噂の真相と継続の秘訣についての真相をお届けします。

「走れば走るほど健康になる」という信念は、時として重大な身体的トラブルを招きます。着地時に膝にかかる衝撃は体重の約3〜4倍に達し、5kmの走行中には左右あわせて約5,000回もの着地衝撃が下肢に加わり続けます。

休養日を設けずに「毎日」走り続けた場合に頻発するのが、オーバーユース(使いすぎ症候群)によるスポーツ障害です。代表的なものが腸脛靭帯炎(ランナー膝)や鵞足炎、足底腱膜炎、脛骨疲労骨折の前段階であるシンスプリントです。腱や軟骨組織は筋肉に比べて毛細血管が乏しく、血流による自己修復に長時間を要します。痛みを我慢して走行を重ねると炎症が慢性化し、数か月間走ることすら禁じられる事態に陥ります。

さらに見逃せないデメリットが「コルチゾール(ストレスホルモン)の慢性的な上昇」と「基礎代謝の低下」です。十分な休養なしに連日走ることで身体は飢餓・過労状態と判断し、筋肉を分解してエネルギーを取り出そうとします。結果として筋肉量が減少し、基礎代謝が落ちて「以前より太りやすい身体」に変化してしまう危険性があるのです。

怪我を未然に防ぐためには、ピッチ(歩数)を意識的に増やしてストライド(歩幅)を狭めるフォーム修正、クッション性の高いランニングシューズの選定、そして股関節周りやお尻の中臀筋を鍛える補強運動が決定的な役割を果たします。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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