どっちを目指すべき?作業療法士と理学療法士の決定的な違いと年収の真相
どっちを目指すべき?作業療法士と理学療法士の決定的な違いと年収の真相について見逃せない 注意点を厳選して解説いたします。
理学療法士・作業療法士になるためには、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した3年制以上の専門学校、短期大学、4年制大学を卒業し、国家試験に合格する必要があります。
厚生労働省が実施する国家試験の合格率は、過去数年間を通して以下のような水準で推移しています。
- 理学療法士国家試験:合格率 80%〜90%前後
- 作業療法士国家試験:合格率 80%〜88%前後
両試験ともに「共通問題(解剖学・生理学・運動学・病理学・臨床医学など)」と「専門問題」で構成されており、共通問題の出題内容は同一です。そのため、国家試験の合格難易度そのものに大きな差はありません。
ただし、専門問題の学習においてPTは「運動学・バイオメカニクス・物理療法・義肢装具学」など力学的・解剖学的な深掘りが求められるのに対し、OTは「作業活動分析・精神医学・発達障害学・老年期障害学」など多岐にわたる医学的・心理学的知識が問われます。
養成校選びにおいては、大学(4年制)と専門学校(3年制・4年制)の選択が重要です。早期に臨床現場へ出て臨床経験を積みたい場合は3年制専門学校が適していますが、研究機関への進学や大病院での幹部候補を目指す場合は、大卒資格(学士)が得られる4年制大学が優位に働きます。