ピラティスとヨガの違いを徹底比較!効果や呼吸法と正しい選び方
ピラティスとヨガの違いを徹底比較!効果や呼吸法と正しい選び方の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
ネット上の情報や広告には、読者の誤解を招く表現が氾濫しています。その最たる例が「姿勢改善と骨盤矯正の違い」に関する誤った認識です。
街中の整体やカイロプラクティックで言われる「骨盤矯正」の多くは、施術者が外から力を加えて関節の歪みを整える「他動的アプローチ」です。施術直後は骨盤が揃ったように感じられますが、骨盤を本来の位置で支えている筋肉(大臀筋、中臀筋、腸腰筋、骨盤底筋群など)の筋力や使い方の癖が改善されていないため、数日経てば重力と生活習慣によって元の歪んだ状態へ戻ってしまいます。
対してピラティスが目指す「姿勢改善」は、脳から筋肉への神経伝達を鍛え直し、自分自身の筋肉で骨格を支え続ける「自動的アプローチ」です。骨盤を前後左右から挟み込むインナーマッスルを均等に使えるように再教育するため、施術に依存することなく、立っている時も座っている時も正しいアライメントを24時間自律的に維持できるようになります。「骨盤を誰かに治してもらう」のではなく、「骨盤を自分で正しく保てる身体を作る」ことこそが、ピラティスの本質です。
また、「体が硬い人はピラティスやヨガに向いていない」という通説も完全な誤解です。特にマシンピラティスは、体が硬く可動域が狭い人ほどマシンのスプリングがアシストしてくれるため、自重ストレッチよりも安全かつ効果的に関節を動かすことができます。体が硬いこと自体が、むしろ始めるべき強力なサインと言えます。