入浴中のめまい・吐き気は危険!「お風呂熱中症」のサインと救命処置

入浴中のめまい・吐き気は危険!「お風呂熱中症」のサインと救命処置の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

入浴中や入浴直後に異変を感じた場合、自己流で放置すると急速に容体が悪化します。落ち着いて以下の手順で応急処置を行いましょう。

湯船の中でめまいを感じた際は、勢いよく立ち上がると急激な血圧低下で失神する恐れがあります。まずは浴槽の縁に頭を乗せて低く保つか、ゆっくりと洗い場へ移動して横になることが先決です。安全を確保した上で、次の処置を実施します。

  • 体を冷やす:太い血管が通る「首の後ろ・両脇の下・太ももの付け根(鼠径部)」に冷えたタオルや保冷剤を当てる。
  • 水分と塩分を補給する:経口補水液やスポーツドリンク、麦茶を少しずつ飲ませる。冷たい飲料は胃から体内を冷やす効果も期待できる。
  • 足を高くして安静にする:仰向けに寝かせ、クッションや丸めたタオルで足を15〜20cmほど高くし、脳への血流を回復させる。

【迷わず救急車(119番)を呼ぶ基準】
自力で水分が飲めない、吐き気がひどく嘔吐を繰り返す、意識が朦朧として会話が噛み合わない、呼びかけに応じない場合は、直ちに救急要請を行ってください。意識がない状態で無理に水を飲ませると窒息や誤嚥性肺炎の原因となるため厳禁です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest