千日回峰行とは?地球1周を巡る命懸けの荒行と阿闍梨が語る衝撃の真実
千日回峰行とは?地球1周を巡る命懸けの荒行と阿闍梨が語る衝撃の真実について知っておくべき 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
千日回峰行のなかでも、最も恐ろしい試練として知られるのが、5年目を終えた段階で訪れる「堂入り(どういり)」である。比叡山無動寺谷の明王堂に籠もり、9日間にわたって一切の食事をとらず、水も飲まず、睡眠もとらず、横になることすら許されない「無食・無水・無眠・無臥」の行に挑む。
この間、行者はただひたすらに不動明王の真言を10万回唱え続ける。医学的には脱水症状や心不全によって死に至ってもおかしくない環境下で、行者の体内では脈拍が下がり、新陳代謝が極限まで低下する。まさに生きたまま臨死体験を通過するこの儀式を経て、行者は古い自身を殺し、「生身の不動明王」として生まれ変わるとされる。