薬師丸ひろ子2024年ツアーの全貌!感動セトリと倍率の真相を徹底解剖
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音楽評論家や現場に詰めかけた聴衆がこぞって絶賛したのが、練り上げられたセットリストの美しさです。2024年1月にリリースされたオリジナルアルバム『Tree of Songs』の楽曲群を軸にしつつ、名盤セレクションアルバム『時の扉』の系譜を継ぐノスタルジックかつ高潔なナンバーが見事に織り交ぜられました。
ステージ前半では、大地に深く根を張る大樹のような優しさを歌った「きみとわたしのうた」や、みずみずしい情景を描く「潮騒」など最新アルバム収録曲を披露。透明感のある歌声が弦楽器の繊細なアンサンブルと絡み合い、会場を一気に幻想的な静寂へと引き込みました。
そして中盤から後半にかけて披露されたのが、映画史に刻まれた伝説的ナンバーの数々です。「セーラー服と機関銃」「メイン・テーマ」「探偵物語」「ステキな恋の忘れ方」、そして松任谷由実と松本隆による至高のバラード「Woman "Wの悲劇"より」。イントロが流れるたびに客席からは小さなどよめきと感嘆のため息が漏れ、映画主題歌のメドレーでは涙を拭う観客の姿が各所で見受けられました。
アンコールでは、平和や人々の絆への祈りを込めた「コール」や「僕の宝物」などが歌い上げられ、約2時間にわたるステージは鳴り止まないスタンディングオベーションとともに幕を閉じました。過去の栄光をなぞるだけではない、現在進行形の表現者としての真骨頂がそこにありました。