フィールダースチョイスとは?エラーや安打との違いと記録の真相を徹底解説
フィールダースチョイスとは?エラーや安打との違いと記録の真相を徹底解説について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
SNSやファンのコミュニティで頻繁に見受けられるのが、「すべての走者が生きた(オールセーフ)時だけがフィルダースチョイスである」という思い込みです。大手ポータルサイトの知恵袋や野球掲示板でも激しい議論が交わされるテーマですが、これは明確な誤読と言えます。
公認野球規則に照らし合わせると、フィールダースチョイスという用語は打球処理にとどまらず、走者の進塁全般に関わるものとして幅広く定義されています。例えば、以下のようなケースもルール上はすべて野選の一種です。
- 先述の通り、先行走者がアウトになり、打者走者が一塁に残った場合(本来の一塁送球を放棄して先行走者を刺した選択行為)。
- 単打を放った打者が、守備陣が三塁への送球に気を取られている隙をついて二塁へ進んだ場合(この二塁進塁は二塁打ではなく「単打+送球間の野手選択」と記録される)。
- 盗塁を企てた走者に対して捕手が送球を一切見送った場合(守備側の無関心/ディフェンシブ・インディファレンス。英語圏ではこれもFCの派生カテゴリとして扱われる)。
「守備側の致命的な判断ミス」という日常会話の語感に引っ張られやすいワードですが、野球規則上の文脈ではあくまで「打者に対してではなく、他の走者へのプレイを選択した一連の守備行動」をフラットにラベリングした用語なのです。