立命館大学の読み方と由来の真相|孟子と西園寺公望の歴史を徹底解剖

話題沸騰中の 立命館大学の読み方と由来の真相|孟子と西園寺公望の歴史を徹底解剖について、詳しいまとめを整理して公開しています。

では、なぜ「立命館」という名称がつけられたのでしょうか。そのルーツは、紀元前4世紀頃の中国の思想家・孟子(もうし)の言葉を収めた古典『孟子』盡心章(じんしんしょう)にあります。

同書には次の一節が記されています。

「殀寿貳(ようじゅたが)わず、身を修めて以てこれを俟(ま)つは、命を立つる所以(ゆえん)なり」

この一節を現代語でわかりやすく読み解くと、次のような意味になります。

「人間の寿命が短いか長いか(若くして死ぬか長生きするか)に心を惑わされることなく、ひたすら学問や道徳に励んで自己を修養し、天命(天から与えられた使命)を待つ姿勢こそが、自らの天命を全うする(=命を立てる)道である」

つまり「立命(りつめい)」とは、「自らの生き方や天命を主体的に打ち立てる」という極めて崇高な人間教育の哲学を表しています。そして「館」は人々が集う学舎を意味するため、立命館とは「若者が自らを修養し、自らの人生と天命を切り拓く学びの場」という意味が込められています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest