「失念しておりました」は失礼?正しい敬語マナーと言い換え例文
「失念しておりました」は失礼?正しい敬語マナーと言い換え例文について徹底解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
言葉遣いとしては正しいものの、現場で「失念しておりました」を使う際には注意が必要です。受け手によっては、「失念」という堅苦しい言葉でオブラートに包むことで、「自分の過失を軽く見せようとしている」と不快感を覚えるケースがあるためです。
社内の上司に対して報告する際、ちょっとした確認漏れ程度であれば「失念しておりました。ただちに確認いたします」で問題ありません。しかし、指示されていた重要業務を丸ごと放置していたような場面では、単に「失念しておりました」とだけ伝えるのは禁物です。「大変申し訳ございません。私の不手際により着手が遅れてしまいました」のように、明確な謝罪の言葉を最優先で添えるのが鉄則です。
社外の取引先に対しては、より丁寧な「失念いたしておりました」を用いることも可能ですが、納期遅延やアポイントメントのすっぽかしなど、実害が発生しているトラブルにおいては「失念」という言葉自体を避け、「こちらの確認不足により、多大なご迷惑をおかけしました」と直接的なお詫びを述べることが誠実な対応と評価されます。