深紅のルビーを自宅で収穫!プロが教えるローゼル育て方の極意

今注目を集めている 深紅のルビーを自宅で収穫!プロが教えるローゼル育て方の極意について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

ローゼル栽培の成否を分けるのは、播種のタイミングだ。熱帯原産ゆえに寒さにはめっぽう弱い。種まきは八重桜が散り、地温が20度を安定して超える5月上旬から中旬がベスト。サカタのタネをはじめとする主要種苗メーカーからも春先に種子が流通するが、硬実種子(種皮が硬い種)であるため、一晩ぬるま湯に浸してから播くと発芽率が跳ね上がる。

ポットに2〜3粒ずつ点まきし、土を5ミリほど薄くかける。日当たりの良い窓辺で管理すれば、1週間ほどで愛らしい双葉が顔を覗かせる。本葉が4〜5枚に育ったら、日当たりと風通しの良い特等席へ定植しよう。地植えなら株間を最低でも60センチ、鉢植えなら深さのある10号(直径30センチ)以上の大鉢を用意したい。

水やりの基本は「メリハリ」だ。乾燥には比較的強いが、成長期の夏場は水をグングン吸い上げる。鉢植えの場合、朝に土の表面が乾いていたら底から流れ出るまでたっぷりと与える。真夏の炎天下での水やりは根を傷めるため、朝凪か夕方の涼しい時間帯に限定するのが鉄則である。

そして、収穫量を劇的に左右する最大の分岐点が「摘心(てきしん)」だ。草丈が50〜60センチに達した頃、主枝の頂点を思い切ってハサミで摘み取る。このひと手間で植物ホルモンの流れが変わり、側枝が次々と爆発的に分岐する。茎の数が増えれば増えるほど、秋に実る果苞の数も2倍、3倍へと跳ね上がる。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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