半導体特需で激変する北九州市立大、ひびきの拠点が誇る就職の実態
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ひびきのキャンパスのもう一つの武器は、環境工学・情報科学のシームレスな融合にある。脱炭素やGX(グリーントランスフォーメーション)が叫ばれる以前から、この拠点は環境技術をアイデンティティとしてきた。そこにAIやデータサイエンスの波が合流した。
例えば、洋上風力発電のブレード挙動をAIで予測する研究や、産業排水のバイオ処理プロセスをIoTで完全自動化するシステム。公害を克服した北九州という土地のDNAが、最先端のデジタル技術と結びつき、独自の学問領域を開拓している。現場の研究室を覗くと、学生がホワイトボード一面に数式を走らせ、すぐ横では試作機が甲高い駆動音を立てていた。文系・理系の二元論では測れない、課題解決型の生きた学問がここにある。