中村橋之助と父・芝翫の知られざる絆!名門成駒屋が紡ぐ芸の真実
中村橋之助と父・芝翫の知られざる絆!名門成駒屋が紡ぐ芸の真実を詳しくリサーチ! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。
松竹株式会社が手掛ける大舞台の中でも、親子共演の白眉といえば『連獅子』に他ならない。親獅子が仔獅子を千尋の谷へと突き落とし、自力で這い上がってきた我が子だけを慈しむ――。この舞踊劇は、まさに八代目芝翫と四代目橋之助の生き様そのものを映し出す鏡だ。
歌舞伎座の檜舞台で繰り広げられる、息を呑むような毛振り。親の気迫に一歩も引かず、全身全霊で食らいつく息子の姿に、観客席からは割れんばかりの「成駒屋!」の掛け声が飛ぶ。舞台袖で見守る関係者が思わず息を止めるほどの迫真の競演は、芸の継承が生半可なものではないことを雄弁に物語る。