うつ病で食べてはいけないものとは?自律神経とメンタルを整える食事術
うつ病で食べてはいけないものとは?自律神経とメンタルを整える食事術について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をお届けします。
心療内科や精神科で処方される抗うつ薬を服用している場合、特定の食品との組み合わせ(相互作用)によって思わぬ副作用が生じるリスクがあります。 特に注意が必要なのが、以下の組み合わせです。
- MAO阻害薬 × 高チラミン含有食品:古くなったチーズ、赤ワイン、発酵食品(燻製肉など)に多く含まれる「チラミン」の分解が薬によって阻害され、急激な血圧上昇(高血圧クリーゼ)を引き起こす危険があります。
- SSRI/SNRI × セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ):ハーブティーや市販のサプリメントに含まれるセントジョーンズワートは、抗うつ薬の作用を過剰に強め、高熱、発汗、震え、錯乱などを引き起こす「セロトニン症候群」の引き金になり得ます。
- 各種向精神薬 × グレープフルーツ(柑橘類の一部):果肉に含まれる成分が肝臓の代謝酵素(CYP3A4)を阻害し、薬の血中濃度を想定以上に高めて副作用を増大させます。
- 抗うつ薬全般 × アルコール:中枢神経抑制作用が増強され、激しい眠気、ふらつき、記憶障害、呼吸抑制などを引き起こすため、原則として併用禁忌です。
医師や薬剤師から食事制限に関する特別な指示が出ていない場合でも、自己判断でサプリメントや過度なアルコールを併用することは絶対に避けてください。