門司港レトロの真髄へ!名建築の裏側と極上焼きカレー穴場巡り

話題沸騰中の 門司港レトロの真髄へ!名建築の裏側と極上焼きカレー穴場巡りについて、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

港の目抜き通りに立つ「旧門司三井倶楽部」は、かつて三井物産の社交場として各国のVIPをもてなした迎賓館だ。1922年、来日した物理学者アルベルト・アインシュタインが夫妻で滞在したことでも知られ、現在も当時の宿泊室が家具や調度品とともに忠実に保存されている。ハーフティンバー様式の木組みと幾何学模様のアール・デコ調インテリアは、現代の建築家たちをも唸らせる完成度を誇る。

さらに門司港を語るうえで欠かせないのが、出光興産の創業者である出光佐三の存在だ。映画『海賊とよばれた男』の主人公のモデルとなった彼のビジネスの原点は、まさにこの荒波の関門海峡にあった。船上から直接燃料油を販売した「焼き玉船」への給油活動など、規格外の情熱で時代を切り拓いた実業家の息吹は、旧出光商業館をはじめとする街の随所に色濃く刻まれている。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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