「琴線に触れる」は怒りではなく大感動!誤用の真相と語源を徹底解説

「琴線に触れる」は怒りではなく大感動!誤用の真相と語源を徹底解説に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

「琴線に触れる」という言葉の本来の意味は、「良いものや素晴らしい言葉に感銘を受け、深く心を動かされること」です。喜怒哀楽のなかでも、特に「感動」「共感」「思わず涙ぐむような胸の熱さ」を表す際に用いられます。

ところが、文化庁が実施した「国語に関する世論調査」では、極めて衝撃的なデータが明らかになっています。本来の「感動を受ける」という意味で理解している人が約3割台にとどまる時期がある一方で、本来とは異なる「怒りを買う(相手を怒らせてしまう)」という意味で捉えている人が3割〜4割近くにのぼる結果が示されました。

つまり、日本人の約3人に1人が「琴線に触れる=怒らせる」と正反対の意味で記憶していることになります。日常会話だけでなく、ビジネスメールなどで「部長の琴線に触れてしまい申し訳ありません」などと誤って使ってしまうと、相手に真意が伝わらないばかりか、教養を疑われかねないリスクを孕んでいます。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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