命の境界線を守る「隠れた防波堤」の今:2026年、進化する中央分離帯と激変する日本の道路安全
命の境界線を守る「隠れた防波堤」の今:2026年、進化する中央分離帯と激変する日本の道路安全を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
しかし、自動車側の変化は防護構造に新たな試練を突きつけている。2026年の新車市場で大きなシェアを占めるEVやプラグインハイブリッド車は、床下に大型バッテリーを積むため、同サイズのガソリン車と比べて車両重量が数百キログラム以上重い。これがハイスピードで突っ込んだ際、既存の標準的ガードレールや老朽化した基礎部分が衝撃に耐えきれず突破される懸念が浮き彫りになった。
こうした事態を受け、道路当局は防護柵の耐衝撃性能基準を刷新。高強度コンクリート製の「ニュージャージー型」構造物への置き換えや、内部に衝撃吸収部材を仕込んだ二重構造フェンスの導入を急ピッチで進めている。重量2.5トンを超える大型EVが高速で斜め衝突しても対向車線へ突破させない——それが、いま現場で施工されている新世代の防護基準だ。