急ブレーキの異音と振動の正体!Absの正しい踏み方と警告灯の対処法

急ブレーキの異音と振動の正体!Absの正しい踏み方と警告灯の対処法にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

国内外の安全基準強化に伴い、アンチロックブレーキシステム義務化の流れは四輪から二輪車へと完全に拡大しました。国土交通省の保安基準改正に基づき、国内の新型乗用車へのABS装着義務化に続き、二輪車市場でも大きな転換点を迎えています。

バイクABS義務化2026年最新の動向として、排気量125ccを超える自動二輪車(軽二輪・小型二輪)にはABSの装備が完全義務化されており、原付二種(50cc超〜125cc以下)についてもABSまたはコンバインドブレーキシステム(CBS:前後連動ブレーキ)の装着が義務付けられています。二輪車特有の「前輪ロックによる即時転倒(握りゴケ)」を防止する効果は絶大であり、重大事故件数の削減に大きく寄与しています。

また、ABSの進化系として混同されやすいのが横滑り防止装置ESCとの違い(ESC:Electronic Stability Control / トヨタ名VSC、ホンダ名VSAなど)です。

  • ABS:ドライバーが「ブレーキを踏んでいる時」にのみ介入し、車輪のロックを防ぐ。
  • ESC(横滑り防止装置):ブレーキ操作の有無にかかわらず常時車両の挙動を監視。カーブでのオーバーステア(スピン兆候)やアンダーステア(曲がらない兆候)を感知すると、四輪のうち特定の1輪だけに自動で独立ブレーキをかけ、エンジントルクを絞ることで車体の姿勢を自動修復する。

ESCはABSの油圧ユニットとセンサーを土台にして構築された上位の統合車両姿勢制御システムです。現代の車は、ABSの油圧制御技術があるからこそ高度な自律安全制御を実現しています。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest